還暦祝いのマナー・時期やお返し
還暦祝いを贈る場合、贈り物をする時期は、還暦を迎える方の６０歳の誕生日の１週間前から、遅くても前日までには届くようにします。還暦祝いの祝宴などに招待されている場合は、祝宴の当日にその場でお渡しするようにします。
還暦祝いのマナーを簡単に紹介します。還暦祝いでは、水引はのしをつけて、紅白か金銀の超結びの物を用います。還暦祝いの場合の表書きは、「祝還暦」「御還暦祝」「還暦御祝」「御祝」などとします。
還暦祝いのお返しはどうすればいいのでしょうか。還暦祝いから古希、喜寿、米寿、卒寿、白寿と続く長寿のお祝いのお返しは、基本的には必要ないとされているようですが、実際には記念品などのお返しを用意する人も多いようです。以前は、還暦祝いなどの文字をいれた金や銀の杯や盆などの記念品をお返しとしていましたが、最近は贈られた側のことを考えて、文字を入れない茶器や食器、花器などを記念品として贈ることが多いようです。記念品に添える和菓子などに記念の文字を入れるスタイルがいいのではないでしょうか。還暦祝いのお返しの場合は、お祝いの額などに関係なく、一律のお返しをします。表書きは「暦内祝」や「寿」とします。
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